都内の私立小学校入試はほぼ終了し、2025年12月10日
都内の私立小学校入試はほぼ終了し、国立小の入試もお茶の水と筑波を残すのみです。最後の国立小受験に賭けるご家族の武運をお祈りします。
そして現在、補欠の繰り上がり合格の連絡を待つご家族もいらっしゃいますね。補欠は合格と一緒です。繰り上がるかどうかでまた明暗を分けることになりますが、ここまで頑張り抜いたわが子をほめてあげてくださいね。
そして、下を向いてがっくりして過ごしたりしたらいけないんです。なぜなら、天上の神様は、「どの家庭に合格を届けるかな」とお迷いの最中なんですから、上を向いて、次なる小学生になる準備を始めて、神様にお顔を見せていないと思いが届かないんですよ。
12月出版の拙著8作目「早慶筑波に合格は非認知能力で決まる」より一部抜粋です⑤
●わが子が挫折したらどうしよう。プライドも傷つくし……って?
子を想う母の気持ちはわかります。わが子に失敗させたくない。でも、逆にいうならば失敗のない人生ってどんな人生ですか。わが子のプライドが傷つくのはどんなときですか。
もしもわが子が存在を否定されるような、否定的な言葉を浴びせられたり、ママやパパのことを侮辱されたりしたら、そりゃあ傷つくだろうし、プライドも傷つくでしょう。
そこは場合によっては、わが子が名誉を賭けて闘わなければならない場面かもしれません。でも、よっぽど悪意のある環境にいるのでもなければ、そんなプライドの傷つけられ方をする場面なんて、そうそうあるものじゃないでしょう。
小学校入試の場面でのことですか。もしも不合格になったらどうしようっていう不安ですか。合格できるか、不合格なのかって、結果がわからないのは不安ですよね。
でも、家族一丸となって、ママとわが子が心を合わせて努力を重ねて、そしてパパが積極的に子育てに参加してくれて、そうして迎えた学校からの通知が、たとえ不合格だったとしても、「あなたの子育てが否定されたわけではありません」。
学校との適性が合わなかったのか、あるいはわが子の力が足りなかったのか、それとも親の願書や面接が足を引っ張ったのか、理由ははっきりとはしません。それでも、不合格そのものがプライドを傷つけるわけじゃありません。プライドっていうのは、失敗したり、挫折したりしても「そこから立ち上がるぞ」っていう気持ちがプライドなんです。
長い人生で、それこそ天地がひっくり返りそうな失敗だって挫折だって、ときとして起きるじゃないですか。それらを乗り越えて、克服してきたからこそ今の自分があるのでしょう? だから船が転覆して海に投げ飛ばされるぐらいのことが人生で起きたとしても、「俺は救命具だけ身につけて、懸命に岸まで泳いで助かったぜ」っていう覚悟がプライドなんです。そのプライドが自分を支えてくれるものです。
人生で困難は何度でも起きるし、そのつど自分を助けてやるんです。その心を支えるのがプライドです。
根拠もなく自信満々でプライドが高いなんて、「おまえアホか」ってものですよ。プライドが高まるように、上手に失敗できれば最高だけれど、人生そんなにうまくは運ばないですけれどね。



















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