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理事長通信

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おかげさまで、拙著6作目の第一稿をお彼岸に書きあげました。みなさまには梅雨前にはお届けできそうですよ。2020年3月25日

 おかげさまで、拙著6作目の第一稿をお彼岸に書きあげました。みなさまには梅雨前にはお届けできそうですよ。

 前回よりつづく
 ヴィンテージに話を戻すと、お金だけで本当に「良い筋」のモノが手に入るか?
 私の浅薄な知識と経験で言うならば、NO!ですね。確かに目の前に探していた逸品が現れたとします。希少性、コンディション、その他条件を鑑み、その価格が適正であるかどうか?の判断が必要です。そもそも真贋を判別することができなければ、ヴィンテージはあまりに危ない世界です。落語には道具屋の売り物として、高い値札をぶら下げた「清盛の尿瓶」(平清盛が使ったといういわれのあるしびん)なんて馬鹿げた笑いモノもありますが。
 正直、売る方もプロですし、前口上も長けていますから、勉強をしていない素人は簡単に騙されます。特に信じやすい人は。ですから買う方もプロの買い手にならないとカモられるだけです。やはり、どんな世界でも自学自習は必要です。文献にも出ていないことまで知識を深められれば、それがひとつの独立した学問として趣味足りえますからね。

 そして、ヴィンテージは、コンディションと値段に文句を言っていたら一生手に入りません。どこかで手を打たなければ手に入らない。それがヴィンテージです。「この傷がなければ」とか「もう10%安ければ」と注文をつける人は多いですけれど。でもそれは自分の無理を向こうに押し付けているだけです。自分が責任を背負って、傷がないものを見つければいいし、10%多い予算を用意すればいいだけの話ですから(婚活でのお相手探しにも通じそうですよ)。
 または、完全無欠な逸品が出てきた時に、だれも対抗できないほどの額を積めるならば(サザビーズやクリスティーズのオークションのように)、完璧な逸品のオーナーになれるでしょう。残念ながら私には縁遠いです。

 トレードという単語は、対等な価値を持つものの交換を意味する、とむかし習いました。駅前の立ち食いソバ屋だって、いくら「おたくの汁がうまい」とほめちぎっても、ただで提供してくれるわけがありません。「そばが食いたきゃ金払え」とオヤジに言われることは間違いありません。いくら愛していたって、差し出すものがなきゃ手に入らないんです。お金ではなく、他の手もあるでしょうけれどね。そこは想像力で対抗できる部分ですね。人生って楽しい!

 結局3週に渡り私が言いたいことはこの点です。欲しいものを手に入れるには、「情熱」に始まり、「愛」と「勉強」と、再度の「情熱」が必要だということです。
 まず情熱に突き動かされない事には話が始まりません。そして愛です。愛するモノを得るために差し出すモノが必要です。愛には経済力も含まれます。愛の賛歌ではなく、愛の対価ですね(でもね、最後は、圧倒的に包み込む愛の熱量が、経済力に勝った、という神話を信じたいですよ、私は)。そして決断をするためには、それが自分を幸せにするのか、それとも留まらなければならないのか、その判断を確かなものにするための勉強が必要です。そして最後に必要なのは、決断を実行に移す情熱ですね。再びの情熱。
 情熱をもって生き、興味の対象を追い、学び、愛する、これが人生ですね。趣味に突き動かされるたびに、ああ、生きてるなって実感します、私。
生きる原動力は大切にしないとね。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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