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理事長通信

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断捨離とは心の整理のことでもあります。2021年4月14日

 断捨離とは心の整理のことでもあります。自分にとって必要なもの、必要と思っていたけれども実はそうではなかったもの、なにかの助けになるかと思っていたけれども、そんなものに頼らずにいられたこと、そういったなんやかやを経て、自分を見直す機会ですね。
 私は今回、断捨離を兼ねて、宿願であった家の改装を敢行しました。住みながら直すって、相当の苦痛を自分に強いるものですからね、毎日が理想に近づくための修行でした。
 一昨年、自分の部屋を改装する時のテーマは、「海賊船の船長室」と「イタリアンガーデン」と「茶室」でした。??? 唐突に理事長は何を言っているのか? 理解し得ないのは施工を担当した業者も同じで、まったく図面が引けない頭の中の映像を再現するために、私は段ボールで10分の1の模型を作って説明したほどです(模型とそれを実現させた私の部屋の写真は204教室にあります)。少なくとも私にとっては実に仕事のはかどる空間で、拙著も毎回の通信も執筆はここで進めております。枯淡の境地を求める客人も訪れます。(一応、慶応会理事長として、未知の世界への冒険と挑戦、そして自省の場というコンセプトです)

 今回、居間と客間とダイニングを兼ねたスペースの改装に際し、私には克服するテーマがありました。それは、「神棚と仏壇がそこにあること」です。
 私は信心深い質ではございませんが、私が今、存在していられるのは、これはもう形のない、何か大きな存在で守られているからに違いない、そう考えております。その大きな力とは、神らしき大きな存在と、私に血脈を繋いでくれた父母、祖父母、先祖であると感じています。素直に感謝するとともに、仕事を通して人さまのお役に立つことが私にできること、と心得ております。

 正直私は平素より、本当に運がいいなぁといつも実感しております。なんてラッキーなんだろう。自分はついてるなぁ、そう感じて過ごしています。これを親ばかならぬ自分ばかと言うのでしょうか。そしてそう感じるたびに天を見上げ、声を出して神仏に感謝しております。そのひとつひとつはとても小さなことですが。たとえば、「いやぁ、突き抜けるような晴天だなぁ、昨日死んじゃったらこれ、見られなかったもんなぁ、神さまご先祖さまありがとうございます」とか「おいしいお茶だ! おいしいって感じられるだけで素晴らしいことだよな。ありがとうございます」と、そういったことです。日に何度もです。
 もうね、感謝せずにいられない、そういう気分です。これは母校の教えで身についたことのひとつです。私なりの「地の塩、世の光」の実践です。決して敬虔なわけではなく、さまざまな客員のお説教を聞くのが面白くて足繁くチャペルに通ったおかげで、私は日に何度も神さまと対話をする習慣が身についております。人生なにが役に立つかわかりませんね。

 そこで仏壇と神棚ですよ。どうも現代の家の事情を省みると、家と家族を守ってくれるはずのご先祖さまと神さまはないがしろにされがちです。ですからね、私は改装の要として、居間、客間を兼ねる部屋の一番良い位置にご先祖さまと神さまに鎮座していただくことを考えてデザインしました。
 仏壇も、あの伝統的ではあるけれどもおどろおどろしい黒檀でできたものではなく、母が遺した、色とりどりの蝶を描いた絵皿に、同じく花を描いた香呂を線香立てに見立てて乗せ、やはり花を描いた砂糖壺を、仏舎利を入れた壺に見立て(私、裏千家の門人でございますので「見立て」は得意です)て配置しました。さすがにおりんだけは買い求めましたが、ずいぶんと見栄えがすっきりした佇まいとなりました。これにて仏壇とし、部屋の良い位置に置きました。
 神棚は自作しました。白木造りのお社を構えた神棚は204教室にありますので、自宅用には神社からいただいたお守りやその他を奉納するための棚としました。ハワイアンコア材を買い求め(これにてカメハメハ大王までお招きした気分です)本体と扉を作り、お守りを収めて部屋全体を見晴らせる位置に鎮座していただきました。
 部屋全体のデザインが破綻するどころか、神仏習合しつつ調和のとれたインテリアとなったのはセンスのなせるわざですね(自分ばか)。さあこれで私の信心はさらに強固になりました。会員さんにさらなる福をお届けする準備が整いましたよ。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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