先週述べた腎臓の後ろあたりに感じる鈍痛はしばらく姿をひそめていましたが、2024年3月13日
先週述べた腎臓の後ろあたりに感じる鈍痛はしばらく姿をひそめていましたが、5日後の起床時に同じ痛みがまたやってきました。
さてどうするかな、従前も何かしら体に異変を感じて精密検査に出かけたことがありましたが、結局は以前には症例のなかった風邪、で済んできましたので(これも私の運の強さを感じ感謝するところです)今度も様子見だなと思って過ごしました。
何しろ私は年に三回献血をする者ですので、献血後一週間で受け取る検査結果の通知によって知る血液検査のスクリーニングでは、過去40年一度も黄色い警告灯が点いたことがありません。おかげさまで健康に過ごしております。今回もちょうど2か月前の献血結果では、数値的になにも懸念するところはない状態だったのです。
ところが翌週、また同じ痛みが来まして、今度は鈍痛が数時間続きます。否応なく近所の内科医に診ていただくことになりました。
医師の見立てはシンプルで、当初より腎臓結石を疑っています。石?という自覚はないので半信半疑でしたが、尿検査で潜血反応が3+という通常ではない数値だということで、次なる診療に移ることとなりました。
取り敢えず毎日水を2リットル以上摂取することが大事と助言を受けました。そんなに水分を摂ると腎臓に負担がかかりそうですが、腎臓のフィルターを乾燥させないことのほうが大事なようですね。
私が腎臓に結石があるらしきことを伝えた友人知人同僚からは気遣いの言葉をいただきましたが、なかには、「ウソでしょ。結石ですか? 結石って痛いそうですね。ものすごく痛いんでしょ。地獄の三大激痛の病とか言いますものね。うわー、尿管を通る時の痛さと言ったら、痛みの本番はこれからなんですね。」等々…という方もいらっしゃって…。
ご心配いただくのは申し訳なくもありがたいことなのですが…。そもそも他人の身に発症した病なんてどうすることもできませんからね。せいぜい「お大事にね」と温かに言葉をかけてあげることが過不足のない労りの表現かもしれませんよ。と私は学びました。
幸い中学の3年間同級で、出席番号が前後で過ごしたYくんが慈恵医大で腎臓内科の先生をしておりましたので(彼のお嬢さんは慶応会でお預かりし、名門女子校に進学し、今では医学生となっています)彼の元を訪ね、すぐにCTを撮影し、腎臓結石であれば専門は泌尿器科、ということでそちらの先生の診断を仰ぐこととなりました。
その結果です。つづく