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理事長通信

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前回のつづき2025年10月22日

 前回のつづき
 脳科学的に男女の性差の割合は不明ですが、女性にはややその傾向が高いように私は考えています。占い好きの女性は大変多いように感じますが、男が占いによって重要な決定を委ねた、という話を私は聞いたことがありませんので。

 つまり私の渾身のアドバイスなどまったく望まれていなくて、ただ単に同意してほしかっただけ、共感してほしかっただけ、ということがあまりにも多いことに私はただ天を仰ぐのみです。
 だって私、受験のプロですよ。アルプスのシェルパのように、登頂への道と方法を知り尽くしている者です。そのファミリーにとって、「そっちに進んだら絶対に危ない」という結果が見えている場合は、身を挺して反対する者です。だって、遭難しちゃいますよ、家族全員で。本当ですよ。
※家族全員の遭難というのは、ひとつは「全落ち」です。否応なく公立小に進学せざるを得ないのと、何校かの合格をいただき、その上で公立小を選んで進学するのでは、天と地の差があります。
 さらに、志望校に合格できなかった家庭内ショックが、受験後の家庭に長く影を落とすことです。パパはママを責め、ママは自責に苦しみ、わが子はそのようすを肌で感じて自信を失う、という事態は、慶応会会員のママが迎えの園バスを待つ間、よその教室に通った家庭で起きていると伝え聞いております。

 だから、強く言いますが、絶対にファミリーを全落ちさせちゃいけないんです。全落ちの原因は、最終的には親の判断の間違いです。そして指導不足の教室の責任です。教室はお預かりしたファミリーにそんな悲しい思いをさせちゃいけない! 

 ですからそうならないように、子どもと父母を含んだファミリー全体を良く把握し、小学校との適性を判断して、いずれかの志望校に必ず合格させる!という決意と努力が絶対に必要なんです。私は2003年以降、これを実行しています。2004年から全員が志望校に合格しています。
 全員合格のために必要なのが、慶応会の「理事長の父母講座」であり「個人面談」です。一番大事なのはいつも理事長が教室にいて、ママの悩みに寄り添うことなんです。それができないとお互いの信頼関係が結べませんからね。

 私は、どうしてもすべての会員ファミリーに合格していただきたい、という願いで、2003年から、必ず父親が出席しなければいけない父母講座を、年に2回設けるようにしました。ママの出席は毎月必ず、です。
 父親必出席の回は、主として父親を説得することが主眼です。「毎日の家庭生活」が一番大事な受験準備であると理解していただき、父親が主体的に子育てに参加してもらわないといけないからです。
 ※社会情勢によりシングルマザーが小学受験をする家庭も増えています。慶応会からは過去10年で幼稚舎にも早実にもシングルマザーのファミリーに複数の合格をいただいています。すべては家庭生活で決まります。私のノウハウで準備をすれば難関校の合格は可能です。 つづく

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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