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理事長通信

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「合格できる教室に通わないと合格できない」2022年11月16日

 「合格できる教室に通わないと合格できない」― これは鉄則ですね、慶応会は今年も早実一次試験合格者は全員が二次試験に合格しています。11月1日に都内の小学校入試が一斉にスタートしました。この時期ですので、来年以降に受験するご家庭のためにお送りします。年中さんは、実質11か月後が本番の入試です。以下は拙著7作目、収録外原稿より抜粋です。2回つづき

 小学校受験を始める前に大事なこと→良き師を選ぶ(幼稚園・保育園・受験教室)良き環境を選ぶこと。そして、よき手本に学ぶこと。
 ここには親の観察眼と洞察力が要求されます。幼稚園を選ぶのも、受験の教室を選ぶのも同じです。では、そのポイントとして、どこを見るといいでしょう?

1 園長先生や教室の代表者の教育哲学に心から賛同できること
 代表者が信頼できる人であれば、その教育の哲学と指導の指針は現場の先生と共有されているはずです。そして現場の先生や事務の人が子どもに信頼され、父母が安心できる環境を作っているはずです。
 もし入園後、入会後に、そこに疑問が生じたならば、(最初は感じなかったが、これは違うのでは? と途中で疑問が生じたならば、それは父母の学びが成長した証明ですから、後悔することはありません)転園や教室を変えることも必要です。
 名門幼稚園と呼ばれているから、とか合格者数が多いから、だけではないです。ちなみに会員父母には、小学校受験に適切な幼稚園を紹介しています。

2 園長先生や教室の代表者の顔がいつも見えること
 人任せの経営では、わが子やわが家のことをきちんと把握して指導してもらうことは難しくないですか?

3 日本語が母国語の親ならば、まず子どもにも高度に母国語が身につけられる教育環境であること
 外国語の習得は、どちらかの親の母国語が外国語であっても、会話まではできるようになっても、読むこと、書くことの学問・教養のレベルまで修得するのは難しいことです。まして、日本人ファミリーにとっては、外国語学習は人任せになるわけですから、なおさら難しいものがあります。日本語も英語もセミリンガルにしかならない可能性もあります。幼児期に外国語を学ばせたいならば、外国語にかける時間以上に、日本語を学ぶ時間を確保する必要があります。

4 生活筋力が身につくこと 
 机に向かい、姿勢を正していすに座り、手はおひざで先生の話を注意して聞く、ということで身につくのが生活筋力です。リラックスしてあぐらをかいてカーペットに座り、寝転がって先生の読む絵本を聞いてもいい、という環境では生活筋力が育ちません。受験を「する」、「しない」に関わらず、日本の小学校に進学したときに、わが子が悪く評価されないようにしてあげたいですよね。つづく

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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