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理事長通信

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11月末出版、7作目の拙著に「幼いわが子は受からない」という見出しがあるのですが、はい、その通りです。2022年9月28日

 11月末出版、7作目の拙著に「幼いわが子は受からない」という見出しがあるのですが、はい、その通りです。皆さんも多分ご承知の通り、幼児で言動が幼いのは圧倒的に男の子です。女子にももちろん幼い子はいますが、その場合、発育が少し遅い、だから同年齢の女子と比べると幼い、と言う理由が多いです。
 男の子の幼い、は意味が違います。母親が男の子を、幼く育てているのです。幼いイコールかわいい、という意味ですね。母親と息子はたいていの場合、熱烈な恋愛感情を母親が息子に示しますから、かわいい余りについ手を出して、構って、何でもやってあげちゃって、「もう、ママがいないとダメなんだから、この子ったらぁLove♡」とか気持ちの悪いことをやっているんです。
 あ、言葉が過ぎました。謝罪します。発言を撤回するとともに言い直します。見苦しいです。あ、この言葉も母親の愛情をじゅうぶんに理解した言葉ではありませんでした。謝罪します。もう一度言い直します。いい加減にしなさい。

 だいたい小学校受験を志すきっかけのひとつに、憧れの小学校に入学するという具体的な目標がありますが、その憧れの総本山のひとつに慶應幼稚舎があります。独立自尊を心に掲げ、級友とともに切磋琢磨し、社中協力し、先輩から伝統や、哲学や、生活様式を後輩に引き継ぎ、半学半教を貫き、自主自立することが目的の学校です。
 早稲田も去華就実の精神を貫くことを最上の規範と定めています。
 男子たるもの凛々しく、頼もしく、力強く、男らしくあらねばならぬ。そうでなければ一身の自立などあり得ん、というのが具体的なありようですね。
 にもかかわらず、男の子のお母さま方、子育てが甘々すぎませんか? そんなこっちゃ男らしい男に育ちゃあしませんぜ。

 さあ、ジェンダーさんたちが黙っちゃいませんよ。「この時代遅れの昭和のカミナリ親父が何を言うか!今は令和の時代でパラダイムが変わったのだ。旧弊を持ち出して演説をぶつな」とお声が遠くから届きました。はい、拝聴いたしました。
 そこで反論。あのねぇ、女性が覚悟を決めて決断したら、その実行力のすさまじさは男の比じゃないの。女性が偉大なことなど男は深層心理下で理解しているの。だからこそ、男は女性の前で臆病になっちゃうの。その自分の弱さを自覚しているからこそ、男には神話が必要なの。おれは強いんだ!何でもできるんだ!ひるむな。進め!というふうに。
 それなのに20年ぐらい前から草食男子なる造語が出てきて、なよっちい言動で女子の心に寄り添うような男が増えてきたな、と睥睨していたら、あっという間に20代の男で女性とデートしたことがない男が40%を超えた、なんて政府統計が出てきたじゃないですか。どうするんですか。今現在、男の生涯非婚率は30%達成が目前です。今、男の子を育てているママ、あなたが孫を抱っこできない確率は半々かもわかりません。もう国が潰れます。
 四の五の言わずに、男子は肉を食って恋愛しなきゃダメなんです。女子を好きになって、メールして脈がなくて、次に好きになった子に告白して失敗して、さらに次の恋を見つけてまた失敗して、それでもまた立ち上がって恋愛するんです。それが青春なんです。
 今はAI技術が進んだおかげで機械類はだいたいオートで操作できるようになったにもかかわらず、時代が進んだのに恋愛はすべて手動で一つひとつ進めなければならなくなりました。
 ですからね、男子を持つママ、まず家の中の生活から見直して、生活面から息子を自立させてください。具体的にどうすればいいかわからなければ、拙著を一冊お読みください。どの本でも役に立ちますから。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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