この世に完全な人などいないのに、2026年3月4日
(才能の話は来週以降にします)
この世に完全な人などいないのに、そんなことはわかっているのに、人は自分より能力が低い人を見ると、なぜこの人はこの当り前のことが当たり前にできないのだろう、と怒りを覚えます。自分だって不得意なこともあればできないこともたくさんあるだろうに、なぜかそういう怒りがこみ上げてきます。見下すという感情よりも、自分が代わってサッサと片づけたいという思いに駆られます。
私は車を運転して通勤する者ですが、ほとんど数日に一回は遭遇するイライラがあります。それは帰路で起きます。東中野本通り、という名ばかりの片側一車線の本通りをくねくねと進むと青梅街道に突き当たります。路地から片側3車線から4車線に広がる大きな街道に出くわします。これは左折のみの合流線になります。そこで青梅街道に合流して左に直進すると約300メートル先で左右に2車線ずつ分かれる分岐点があります。左に進むと大久保寄り、右に進むと新宿ガード下へと続きます。
話を整理しますね。細い路地を抜けて大きな通りにぶつかります。車は左へ曲がり大きな通りに合流します。かなり先へ進むと大通りは3車線から4車線と道幅が広くなります。
その時にですね、右の新宿方面に進みたいな、という車があります。大きな通りに合流してから右方面に進む分岐点まで300メートルあるのです。
つまり300メートル先へ進むまでに、まず大通りの第一車線に合流して、進みながらウインカーを出して第二車線に入り、さらに第三車線へと徐々に車線を変更して行けばいいのです。これ、あったりまえの話です。
ところが、ところがですね、路地から青梅街道の大通りに合流する際に、最初っから第三車線に合流しようと試みて、ずーーーーーーーっと右側をにらんで止まっている車がいかに多いことか。これ、交通量の多い道では至難の業です。
なにを欲張るの? なに全部取りしようとしてるの? ひとつずつ進めばいいじゃない! まず第一車線に合流しなさいよ、まだ300メートルもあるんだから、それから徐々に右車線に入ればいいじゃないの。どうして最初から第三車線に飛び込もうとしてるの。パカなの?
これはですね、受験にもまったく同じことが言えるのですよ。第一志望校というのはご家庭の夢ですから、私は全力で応援します。たとえ火星へ行くより遠い目標でも、それがファミリーの夢なんですから決してないがしろにしません。事実、慶応会で学ぶ親子は木星まで到着することも毎年あるのですから。
でも、遠い目標を設定すること以上に、当たり前に今、目の前にあるやるべきことを実行することが大事。やりたくなくても取っ掛かりの1分だけでもやり始めることが大事。そして毎日繰り返すことが大事。拙著最新作が発売となりました。非認知能力が高まる本です。Amazonでも紀伊国屋書店でも手に入ります。そうした努力を積み重ねた結果、慶應義塾大学医学部に合格したMくんの実話が書いてあります。だれにでも該当する実例です。
模擬試験の結果を見て、目標に遠かったなら、まずやるべきことを書き出してひとつひとつ実行していくこと。いきなり第三車線に合流することを試みるのではなく、まず第一車線に入ること。徐々に次の目標に進むこと。そして繰り返すこと。
秘訣を公開するのも慶応会です。絶対に最後には辿り着けるはずです。拙著は万人に向けた福音書ですよ、マジでございます。



















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