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理事長通信

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拙著8作目は2025年9月3日

 拙著8作目は丸4週間で規定文字数を超えました。出版は11月を目安としています。
 難航したのはこの、「はじめに」です。原稿を書く間に私はゾーンに入りますので、蜘蛛の糸が垂れてくるがごとく、私の頭に天から景色が降ってきて、それを文章化したものが私の原稿になります。
 ところがこの「はじめに」は、天から降りてきたものではなく、私が頭の中で普段から抱えているさまざまな考えを思いつくままに文章化したため、100回以上書き直して推敲しております。
 ストレートに正直に、いつもの私の指針が、皆さまにお伝えできていると思います。

 はじめに

 本書は小学校受験を目指す父母の「道しるべ」となるように書かれた子育ての本です。そして当初の目的(小学校合格)の向こうに、わが子がさらに大きく人生を生き抜くスキルが身につく本です。

 慶応会では縁故もコネも持たない家庭が、親子の実力のみで慶應幼稚舎や慶應横浜や早実初等部に合格しています。ただしその合格は、「まっすぐな子育て」をした結果として、おまけで付いてくるようなものです。

 小学校受験は家庭生活がすべてです。日々、父母が何を大事と考えて子育てし、家庭生活をどのように充実させて過ごすかが大事。その考えや実行のしかたが「まっすぐな子育て」であれば、最難関の小学校に合格できるようになります。慶応会の60年近い歴史で、何千人という父母と子どもたちが結果を出して来た通りです。

 そのためには家庭でわが子に、「知」の教育と「心」の教育が必要ですね。逆のアプローチで言うなら、「小学校受験を手段として」活用し、わが子の知力を伸ばし、心を豊かに育てると良いと思います。
 そうすれば一挙両得です。わが子は知的で人間力に富み、周囲から好かれ、そして名門小学校がふさわしい子に育つでしょう。

 それを実現するために家庭ですることは何か? それは日々の生活で、わが子の「学力」と「人間力」の両面を伸ばすことです。すなわち「認知能力」と「非認知能力」の両方を高めることです。
 その結果が名門小学校合格なのですが、実はわが子の受験準備を通して、父母にとっても非認知能力を高めるきっかけとなるのです。そのスキルを身につけた結果、父母も人間力のレベルを格上げした、という結果に導かれます。
 「一挙両得」にプラスして「三方良し」となりそうではないですか。

 この本を手に取り、読んでくださったあなたが、これから先の人生で、さらに良い運を引き寄せられることを願い書き進めます。どうぞ、肩の力を抜いて読み進めてください。

 慶応会理事長 山岸顕司

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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