先日土曜日、中学の同窓会が8年ぶりに開かれ、行ってまいりました。2026年5月27日
先日土曜日、中学の同窓会が8年ぶりに開かれ、行ってまいりました。8年前の時、私には大発見がありました。私は自分の中学生時代を暗黒の時代として黒歴史に封印し、記憶の中の日記帳は漆黒に塗りつぶされておりました。ところが当時、1年生で同級だった女の子が、私の発案である日曜日に15人ほどの友だちとスケートをしに神宮に行った帰りがけに、担任の先生も含めて私の家に大挙して遊びに来て楽しかったと記憶を呼び起こしてくれました。さらに、1年の担任は体育の女性教師で、とても威勢の良い愛情深い先生であったけれど、私が始業チャイムの鳴った後もバスケットゴールポストに上ったまま降りて来なかったことをこっぴどく叱られた時に、私が先生に(当時先生は夫と別居中という噂があった)「だから亭主が逃げ出すんだ」とからかってビンタされたことなどを(これは明らかに失礼でしたね。私に原因がある数少ない事例です)、あれもやったこれも言ったと、とうとうと語り始め、まったく記憶の彼方にあった過去の事実を思い出させてくれました。私は当時の暗黒の記憶を鮮やかに書き直すことができました。けっこう楽しかったじゃん、というのが上書きされた第二次性徴期ノートです。
今回改めて皆に会うと、学年が275人いて参加者が70名ほどだったのですが、クラスが一度も一緒になったことのない人も3分の1ぐらいはいるので、初めましてと挨拶する人も少なくありませんでした。
記念に一緒の写真も撮りましたが、名も顔も知らなかった女の子が隣に来て「山岸君は反逆の人だったよね。私となりのクラスだったけど、英語の林(今なら即刻警察介入の狂暴教師)に放り出されて廊下に転がった山岸君を見てたもん」という証言もありました(私、中2までは学年でただ一人、英語が5Aでしたけど。明らかに成績は関係ありませんね)。
確かにね。他にも倫理社会の教師が嘘くさい男で、「先生、尊敬ってさせるもんじゃなくてされるものじゃないんですか?」と喝破したのですが、「なにぃ!」と憤怒の形相で殴られました。「生徒の言葉で『我が振り直せ』」と教えてあげ損ないましたねぇ。一応私も引くところでは引いたので(先生も自省する度量がないとね)。
私は幼少のみぎりより大人のウソを懐疑的に批判的に観察するところがあり、しかもその発見を本人に伝えて欺瞞を指摘するところがありました。ですから学校の先生という先生には睨まれ、自らの居場所を居心地悪くさせた者であります。
特に中学時代はそういった感覚が鋭敏であり、高校進学を控えた周囲の皆は内申書の評価を相当気にしていましたので、だれもが事なかれを決め込む中、俺だけは取り込まれないぞと態度で周囲に表明しておりました。
そんなこんなで私が先生にビンタされるたびに、一度もクラスで一緒になったこともないくせに、休み時間に私に説教をしに来たのがキャスターの安藤優子です(あいつ、甘ったれで舌足らずな話し方とトーンのかわいい子だったんだけどなぁ)。「なんで山岸は大人にケンカを売って歩くの。いい加減そういうのやめなさいよ」というわけです。うるせーよ、と笑ってかわすのが常でしたが、彼女のおせっかいはその後も相変わらずで、私が結婚するときも、「司会だれがやるの。決まってないのなら私がやってやるわよ」と買って出た、義理に厚いやつでもあります。
言葉を交わしたこともなかった女子の、私は反逆の人であった、という言葉は私を深く理解してくれた人の言葉であったと思います。大人になった現在の私はそのままです。縁故が重視され、理不尽な選考が黙認されている一部の私立小学校受験において、「ファミリーを鼓舞し、父母の親力を磨いてわが子を実力で合格させる」という私の理念の根幹はそこにあると思います。



















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