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理事長通信

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前回よりつづき2  問題はね、これを親が子にさせるのではなく、親がどのように自分でも実践するか、ということなんです。2017年4月19日

 前回よりつづき2
 問題はね、これを親が子にさせるのではなく、親がどのように自分でも実践するか、ということなんです。世の中にあふれている、子育てに挫折した親は、子にさせることしか考えていない親です。子育てに成功している親は、まず自分がしている親です。子どもは親の様子を見て、まねているのです。
 成功とは、受験の結果だけを言及しているのではありません。第三者から見て、この子はいい子だなぁと思える子に育っている子のことを申しているのですよ。(私が理事長通信を書いていていつも思うのは、私自身はここに書かれているような、お偉いことなど少しも実践できていないなということです。もう、恥ずかしいからタコツボに入ったまま出てくるのやめようかな、と思って書いてますよ、まったく。すみません)

 親がわが子の子育てで失敗を悔やむ要因のベスト(ワースト)1とは、子どもの誘導に失敗することではないでしょうか?
 わが子に「させ損なう」ことに起因することが多いと思います。親がわが子にさせようと誘導したけれどうまくいかなかった、という結果を悔やんだり反省したりすることが多いと思いますが。それって実は、わが子に「させ損なった」のではなくて、親が「し損なった」ことによるものかもしれませんよ。
 親がわが子に、勉強をさせようとして、机に向かわせようと声をかける、とかね。
 算数でつるかめ算をわからせようとして問題集をやらせる、とかね。
 英検に合格させようとして、英語のリスニングCDを聴かせて、リピートさせる、とかね。
 ほら、わが子に「させる」ばかりのことって多くないですか?
 勉強は基本的に学びの繰り返しによる積み重ねですから、生活習慣そのものです。「させる」積み重ねがないと、どれほど才能に恵まれた子でも勉強で実績を残すことができません。頭の働き自体は優秀な子でも、受験で志望校に合格するラインまで届かないということになります。親は期待したほどの結果にならず、失望し嘆くことになってしまいます。
 でもそれって、どこに原因があったのでしょう?
 わが子が出来損ないと思うのは、勉強を「させ損なった」からですか? 親がわが子の前で勉強を「し損なった」から、ということはありませんか? 親の方が先に学んでいたら、事態はどうだったでしょうか? 
 朝食のテーブルにつく前に、親が戸外で体操を始めている。運動をし終えて、意識も胃袋も目覚めさせているから、バランスのとれた朝食が摂れる。というのは親が示すことのできる生活習慣の例のひとつですが。
 少なくとも、親は食卓で新聞を広げているのに、わが子に表で運動して来い、は通じないでしょう。
 ですから、まず親が始めて、子を巻き込んでしまう、というのが最良の作戦のようです。
 作文が苦手な子に本を読ませるのはハードルが高すぎます。ある程度の語彙がなければ読書も楽しめません。短文形式で漢字の読みを短文の中で覚えるとイディオムが増えます。そうすると言語の運用能力が高まるでしょ? 話をするのも徐々に苦でなくなるはずです。話すことができない言葉を書くことはできませんからね。
 漢字の学習は、読みと書きを同時に進めてもうまくいきません。まず、漢字は読めることが先です。なぜなら、書ける漢字は必ず読めるけれど、読めない漢字は絶対に書けないからです。
 わが子にさせ損なう前に、自分がし損なっていることを探して、そこから始めるといいですよ。少なくとも、目の前のイライラが減ります。目に映る怠惰なわが子は、もしかしたらあなたの姿かもしれませんからね。子育ては、楽しくも怖いものですね。

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