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理事長通信

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前回よりつづき2  戦後に訪れた民主主義の日本で、もっとも顕著な変化は女性の権利が広く認識されるようになったことでしょう。2017年3月29日

前回よりつづき2
 戦後に訪れた民主主義の日本で、もっとも顕著な変化は女性の権利が広く認識されるようになったことでしょう。初の女性国会議員も誕生しています。
 戦後強くなったものはストッキングと女性だ、という当時の言い方は、ものすごく広範囲に使われた表現です。
 私の母は女性が職業に就き社会進出することを草の根で応援していました。自ら興した小さな会社で、それほど多人数ではありませんが、女性を熱心に雇用していました。女性が自立する道を開く手助けが、少しはできたのかもしれません。

 そんな母はよく申していました。女性には女性にしか持てない力がある。地味に色づく茶色い幹や枝、緑色の葉に囲まれた樹木の中で、ぱっと人目を引く花を咲かせることができる。いかようの色の花を咲かせることもできる。そして、どんな花にも彩を添えるのは愛嬌よ、と。
 母はテレビを見て、女性芸人の活躍を見てこうも申していました。女性だからできるということもあるだろうけれど、もう少し小さくなっていないとねぇ、ブスですみませんって。道端で咲く小さな野菊だって、人に踏まれないように植え替えてくれるような優しい男の人はいますよ。でも、そこに愛嬌がないとね、手を差し伸べる気にもならないでしょうね、と。
 女芸人は芸を咲かせる花があります。しかし、それはテレビの中や舞台の上でです。一般の女性にはその舞台はありません。女芸人の奔放な、常軌を逸した言動を模倣したり、その生きざまに学んで自分を弾けさせたりしても、受け入れてくれる社会は限られています。
 あなたを理解してくれる身内の内輪で、はしたない言動を披露しているうちはあなたに対して害は少ないと思います。しかし、それを社会に持ち込むと、あなたが望むような人生は送れないと思います。(だいたいにおいて、私は断言しますが、そんな女芸人たちはテレビに映っていないところでは、きわめて常識的な言動をし、礼儀正しく節度ある態度で日常生活を送っていることでしょう。そういう人しか売れないし、生き残れないはずです)

 バブルのころを思い返し、この世には深遠な真実があるものだ、と感じることがあります。
 慶応会の幼児英才教室では、生活面でわが子の自立を促すために、言語運用をチェックする項目があります。その中に、「いただきます。ごちそうさまと言える」という、ごく基本的な項目があります。父母講座でも脱線話をしたのですが、これって、5歳6歳だけの話ですか?
 バブルのころ、容姿に恵まれた女性が大勢おりました。その時の知人や友人に、今でもばったりと街中で遭遇することがあります。現在も独身でいる彼女たちのかつての華麗な言動を、ふと私は思い出しました。そういえば彼女達からは、食事の後、ありがとうとか、ごちそうさまって言葉を聞かなかったな、と…。
 (ほらまた、自分の意に添わないし、気に入らないからって叩いて炎上させようとする。その風潮が男から活力を奪うんです。これは愛嬌の話ですよ、ただ単に)
 連続2話終わり

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