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前回よりつづき3  私には生来の質があります。2017年3月15日

前回よりつづき3
 私には生来の質があります。それは、愛すべき人に対して、それこそ泉のように愛情がコンコンと湧いてくる、というものです。もしかしたら、私の持つ数少ない美徳のひとつかもしれないのですが。ところがそういう人物に限って、身近に愛情を受けとめてくれる人がいないのですね。ですから私は、コンコンと湧く不毛な思いをエネルギーに変換し、通信に込めてコツコツと書いています。
 他人にぜんぜん愛情がもてない、と発言する人がいます(多くは自らの生育環境が恵まれなかったことを後ろ盾にして)。ところがその人物たるや、人には愛情を与えられないというのに、次々に愛を差し出す人に囲まれる人生を送りながら、それでも私は不幸だなどと、のたもうていらっしゃるのを聞くにつけ、これは神さまのどういった思し召しなのか、私には人生の解答がいまだに見つけられません。

 愛というものは無償のものである。ただただ与える、それが愛である。愛には絶対的な思いだけがあり、質量をもたない。だから、自分が相手に与えた愛の強さや大きさや多さを測り、相手から返ってくる愛の強さや大きさや多さの過多を測ってはならない、そして悩んではいけない、ということもいつか学んできたことです。

 親の子への愛は、その最たるものですね。無条件で愛しい。ただいてくれるだけで幸せ。私のもとに生まれてきてありがとう。私の人生で最大の幸せは、君にこの世で巡り会えたこと。二番目の幸せは、この子が生まれてくるためにあなたと会えたこと。と配偶者への感謝を持つことが、ファミリーの美しい神話なのですが(神話ですよ神話。信じるか信じないかはあなたしだいです、といった話です)。
 男にとって大事なのはここからです。子と妻が、同様に自分に対しそのように考えていてくれるという思い込みがあるということですね。無条件ではなくて、大前提の話なのです。
 この前提がないとなると、男は自分を支える物語がなくなってしまいます。
 男って、精神的にも弱いし、生命体としても弱くできているのです。女性には、それがヒトの女性であろうと野生生物のメスであろうと、生命を次の時代に継ぐために、子を宿し産み育てるという本能がインプットされていますから、生きるための目的意識が元から備わっています。(性差について語っていますので、女性が子どもを産むことを誘導する意向の発言は女性蔑視だ、差別だ、偏見だ、というポピュリズムは横に置きますよ)
 その点、男の脳には確たる存在意義を本能レベルで植え付けられていませんから、女性が当り前に背負える同等の責務を背負うためには、神話がいるのです。
 それが証拠に、現在は非婚率がものすごく上昇していますでしょ? その神話を信じる男が減っているからですよ。社会そのものが窮屈になっているから、女性の発言力の強さが社会的認知を高めているから、それが男から活力を奪う大きな原因のひとつになっています。
 40歳以下の未婚男たちの本音は、結婚することや子を持つことなど、リスクが高くて費用対効果が低くコストパフォーマンスが見合わないから、ですから。自らが神話を信じることを放棄してしまったことに集約されます。
 個人所得を増やすように経済改革を断行することと同様に、ここまで弱くなってしまったオスの野生を取り戻すのは容易なことではありませんよ。正直、フェミニズムの勢力が適正値を超えた地点が男の委縮の限界点でしたから。とっくに割っている現状は相当に悲惨です。
 今現在、結婚して子をもつ男は、それだけでも表彰ものの存在で、腰にチャンピオンベルトを巻いてやってもいいほどかもしれません。いや、ほんとの話です。
 男が能動的に動けば絶対に非婚率は下がります。でも、そのためには、もっと男の野生を認めて、この世にのさばらせてやるようなダイナミズムをもたせないと、ですね。
 つまり、私にできる範囲で助言をさせていただくと、お父さまを、いたわって差し上げてくださいね、お母さま。
 フリだけでもいいですから。(まさかバレンタインのチョコを忘れたなんてことはないでしょうね。父の日も同じですよ)そういった日常の些細な「持ち上げ」が男の神話を、強く支える原動力になるのですから。
 3話連続おわり

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