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理事長通信

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「理事長先生、お話、聞いていただいてもよろしいですか?」と急に歩み寄り、お声をおかけになったのは会員さんのお母さまです。2017年2月22日

 「理事長先生、お話、聞いていただいてもよろしいですか?」と急に歩み寄り、お声をおかけになったのは会員さんのお母さまです。
 はいはい、いいですよ。お顔を見た時から、今日はなにかおありだな、と思いましたよ、とこちらも心得たものです。
 だいたいお母さまのお顔の表情から、いつも通りミーティングルームでお話をうかがえば事足りるのか、すなわち軽度の内容なのか、それとも204教室 (私の机が置いてあります)でじっくりと耳を傾けなければならないほどの事態、すなわちお母さまの心の模様が暗黒の状態なのかが識別できます。
 「この時期だというのに、併願校を決めかねています」とか、「わが子の志望校のことなのですが・・・(嘆息)見ていても、行動観察の面で輝きがあまり感じられず、やはりペーパー重視の学校に特化していった方がいいのかと迷うところですが、先生からご覧いただいていかがでしょうか?」という内容は、まったく重い内容ではありません。ミーティングルームでもしっかりお話ができます。
 お母さまの表情で、(もう見ればわかりますね)はい、204ですよ、どうぞ、とご案内するときは、「理事長せんせぇー…夫がぜんぜん、協力してくれませーん…うえーーん(大泣)」というときですね。お母さまの涙腺の堤防決壊が起きるのもいつものことです。
 はい。私の仕事の内、およそ半分はお母さまの情緒を安定させることですからね。なんでも受けとめますよ。
 もう、ママが不安だと、その不安は100%わが子に行ってしまいますからね。本来なら、もちろんパパがしっかりとママのご不安を受けとめてくださればいいのですが、なかなかそうもいかないご事情が山ほどおありのことも私は心得ていますからね。(どうしてもお父さまのご協力が得られないときは、作戦があります)

 中学受験までは、親がかかりっきりで付き添うことができる受験かもしれません。その後の受験はもう、親の手を離れたわが子本人の受験になりますね。
 特に小学校受験は親の受験と言えます。わが子にさせるのでなく、主体的に母と父が協力して家庭で乗り越えていく受験、それが小学校受験です。
 小学校受験をする決意をなさる主体は、大抵の場合お母さまです。お父さまの役割は後方支援が主体となりがちですが、いやいや、積極的にわが子の教育を父親として、男として引っ張ることは可能ですよ。それって、男に生まれた男の花道です。
 男として、夫として、父として、男の役割を華麗に担っていただく大チャンスです。経済面の支援(感謝申し上げます。私は「輝くわが子」に育てる方法をお教えします)のみならず、精神面の支援(妻を労い、妻の努力を認めることですね)、そして身体面の支援(わが子を戸外に連れ出し、朝の運動で持久力をつけたり、さまざまな体を使った経験を増したりすることですね)でファミリーに貢献することができます。 
 男というものは、外の世界への想像力は大きいものの、内なる世界への想像力が、どうしてこうも及ばないものかと不思議に思います。仕事、宇宙、未来、未知なるものへの尽きない関心と興味、そしてそれに費やすエネルギーの膨大さ、そして実行力は偉大なものがあると思います。
 それに比べ、妻が今、なにを悩んでいるのか、わが子の内面でなにが起きているのか、それに対し自分は何をすべきなのか、自分が今、求められていることは何かを感知できるのか、そういった能力の低さには詠嘆します。

 慶応会で毎年行う、早実初等部の一次試験に合格したご父母を集めて行う二次面接特訓を終えてのことです。(それはそれは、内容の濃い面接特訓ですよ。なにしろ一次合格者のほぼ全員が、二次試験に合格していただいていますから)
 某放送局にお勤めのお父さまが、驚嘆していらっしゃいました。「私は、世界中の秘境を探訪してドキュメンタリー番組を作ってきましたが、日本にこれほどの秘境があるとは知りませんでした」と。
 いやいや。なあに、本当の秘境は、家庭内にありますよ。

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