お電話でのお問い合わせ TEL 03-3363-7951

理事長通信

トップページ > 理事長通信

前回よりつづき4  ところで付属生の親御さんが、ほぼ確定的にはまるワナがあります。2017年2月15日

前回よりつづき4
 ところで付属生の親御さんが、ほぼ確定的にはまるワナがあります。わが子が私立や国立の付属校に進学をしてしばらくの間は、わが子には学力貯金があると自己判断をして、油断してしまうのです。
 あれっ? ちょっと遅れ気味じゃない? 成績が落ちていない? と気づくのが、早い人で1年生の5月以降です。遅い人は学年がうんと上がって、担任の先生から「このままの成績では、上の付属校へ推薦を出せません」というお声がかかってからです。
 そんなお声がかかるまで、ママだって、サボっていたわけじゃないのです。わが子がちょっと苦手にしている教科は個別指導の教室や家庭教師で、『学校対応』のための勉強はさせてきているのです。(プロは知っています。学校対応の追いかけ学習を始めると、すべてが後手に回り、後手後手スパイラルに陥ります。それでは落ちこぼれると)
 さらに進むと担任から「他の学校を受験することもお考えにならないと。万一、うちが推薦を出せなくなると、進学できる学校がなくなりますので」ということになります。肩叩きですね。事実上の放っぽり通知です。
 ママとしては半狂乱となる事態ですね。
 「だって、担任の先生も、専科の先生も、それこそ入学式の校長先生も、そんなことは一言もおっしゃらなかったじゃない!入学後はまず学校生活を大事にして、絶対に学校帰りに塾通いなどしないように!先取り学習などしないように!なぜなら学校の授業で、子どもが学ぶ興味をそぐから、っておっしゃっていたじゃない」
 だから、先生の言うことを聞いていたのに。それなのに、今になってそんなことを言うなんて……。
 はい、これは私がずっと繰り返し申していることですね。私も5年間、講師として出向して、私立の小学校と幼稚園に在籍しましたから、学校の事情というものは骨身に沁みております。骨の髄まで学校人でありましたからね。
 学校って運営を円滑にするために、本音と建て前を使い分けるものです。そこで私が学んだ最大のことは、親は、「心で聴いて聞き分けなければならない」ということです。ですから私は、慶応会に集うお母さま・お父さまには真実をお伝えします。ウソとお世辞は決して言わず、お耳が痛くなるような内容は、気をつけてなるべく怖くならないようにやさしく真実をお伝えする、ということですね。
 真実ってシンプルです。私立校に入学して、学校の外では受験というレースがあるのに、学校の中ではそれより低いレベルの勉強でいい、なんてことがあるわけないじゃないですか。

 一言で集約すると、「学校対応の後追い学習」ではなく、最初から「先行逃げ切り」の予習と受験型学習をすることです。(途中からの切り替えはお手伝いします)
 学校の宿題や課題は大事です。でも、そんな簡単で単純なものは、先行学習の余裕のついでにこなすつもりで片付けてしまうことです。とにかく予習と先行!
 しかし、そんな簡単で単純なことって、実はすごく大変ですよね。簡単で単純なことって生活習慣で身につくものです。なにごとも習慣です。やるのが当たり前の生活を作るのが大変。でも動き出したらすべて当たり前に進むのが、習慣です。

 正直、すぐに実行できる人は多くはないかもしれません。わが子が数年先につまづくことを積極的にイメージすることは難しいですから。危機を予測して、そうならないように備えるために努力することは難しいです、だって、大変ですから。
 志望校合格という積極的な目標を前にしたら実行できることでも、学力で失速させない習慣を身につけるって、消極的な目標ですから。
 でも、これをやるとうまくいくんだ、という確信さえあれば、実行してみることは難しくありませんね。
 難しいのは、それを継続することです。まず一日、始めてみませんか? うまくいったらもう一日続けてみましょう。
 三日目にうまくいかなかったら、またリセットして再スタートしてみたらいかがですか? 前回うまくいかなかった点を見直して、別のやり方を探ってみて。まずやってみないことには始まりませんね、なにごとも。
 もう、教育はわが子へのトライアンドエラーの繰り返しですよ。諦念と腹のくくり方で決まります。
わが子と歩む、子育ての青春を楽しんでください。応援しますよ。かく言う私だって、わが子の教育には四苦八苦していますから。みな同じです。連続4話おわり

ページトップへ

信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

| HOME | お問い合わせ |

Copyright 2012, Keiokai Studies In Education All Rights Reserved.