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理事長通信

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前回よりつづき さあ、慶応会の会員さんは感じの良い方ばかりですが、私自身が会員さんご父母と対峙して指導をするという壮大な役割を引き受けてしまったものですから、私の人生は混沌としてきました。2022年1月26日

前回よりつづき
 さあ、慶応会の会員さんは感じの良い方ばかりですが、私自身が会員さんご父母と対峙して指導をするという壮大な役割を引き受けてしまったものですから、私の人生は混沌としてきました。なぜなら私こそ常に、先生や大人たちに目をつけられて叱られてきた子どもでしたから(私は元来、自由な趣味人です)。

 ここで文脈と文意が相反しますが、私は男の子に対しては、相当に寛容です。小学生ぐらいまでの男の子には、まだ目鼻もつかない判断力しか持ち合せない男の子たちには、けっこう優しく愛を注いで指導しています。やんちゃ坊主にも引っ込み思案の子にも。拙著「怒ってもいい子育て」に詳しいです(女の子には厳しく叱らなければならないような状況にはあまり遭遇しません。女子の方が社会力が高いのかもしれませんね)

 ただし大人の男に対しては、もしかしたら厳しく感じられる人もいるかもしれません。なぜならば、社会に出て、家庭を持ち人の親となり、社会の中堅どころを担う年齢となると、もうそれ以降は人からマナーや態度や言動で注意を受けるということは、ほぼ全く経験しないようになってくるからです。まして40代50代の社会の上層部に達しようとする男たちは、積み重ねてきた実績を自己評価して自己肯定感がますます高まっています。おまけに加齢ととも自らを省みる潔さも徐々に減ってきます。つまり、築き上げた自らの価値観やその他なんやかやが崩されることには反射的に防御反応が出るわけですね。ある意味当然だと思います。しかしですね、いくつになっても学ぶことはあります。今まで絶対だと信じてきたことさえ、人から指摘されてみたらそちらの方が正しそうだ、と気づける人は柔軟な人です。
 注:私自身もいまだ至らず、毎日のように妻や女性の事務スタッフに叱られておりますが。言いやすい状況を作るのも練れた男のなせる業ですね、と自己弁護します。

 私自身は戦後の(日露戦争じゃないよ)高度成長期に子ども時代を過ごし、バブル期に30代を過ごしてきましたので、社会の右も左もおぼつかない半人前の頃に、もちろん人の親になる前に、既に社会の第一線で活躍していた男の先輩達に、そりゃーもうー…厳しいしつけと指導を受けてきましたので、見過ごせないのですね。私がそれを見過ごしたなら、手間をかけて厳しくも愛をこめて私を教えて導いてくれた男の先輩に顔が立ちません(唯一人、当時28歳の私を対等な男として優しく丁寧に接し、教えてくれたのは高倉健さんだけです。当時、健さんは56歳ぐらいだったはず)。

 ですから今年も父親に伝えます。まず父親は、仕事で男として輝くこと。頼れる夫として自発的に力を発揮すること。慕われる父親として責任を果たすこと。この三つの「実践すれば人生の真ん中を歩ける」という生き方をすぐさま実行してください(わからない人は父母講座に参加してください)。私も日に三度自らを省みながら生きています。
 それができたらね、妻や子に気兼ねすることなく、趣味にでも没頭して、男に生まれた醍醐味と野生を解き放していいと思いますよ。やることはしっかりやって、あとは気楽にいこうぜ。 つづき・終わり

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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