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理事長通信

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前回よりつづき 室長は私を例えて「昭和のカミナリ親父」と呼んでいます。2022年1月19日

前回よりつづき
 室長は私を例えて「昭和のカミナリ親父」と呼んでいます。その表現も当たっていますね。
 私が子どもの頃、「子どもとは地域社会で育てるものだ、たとえ他所の家の見知らぬ子でも、危ない場面を目撃したら注意するものだ」というのはごく一般的な考え方でした。子どもがやらかしそうないたずらや、悪いことをしていたら、通りすがりの見知らぬおっさんにこっぴどく叱り飛ばされた記憶も定かです(私ごとですが、私が小学生の頃、近所に葬儀社を営む家がありまして、そこのおかみさんが町内の世話役、顔役といった人でした。愛情に溢れ、口から出る言葉は厳しくもあり、あったかくもあり、世話好きを絵に描いたおっかさんでした。そこの主人は、これまた体の大きな、破顔した笑顔の似合う色男で、ちょっと着崩した風情の着流しで腕まくりをして、遊びに来た小さな客人、私ですが、をよく構ってくれた人でした。思い出すたびにあったかい。これ、人間関係を結ぶ私の原風景でもあります)そして町中に口うるさい監視の目と口がありました。
 それがなくなってしまったのは、ネオナチのように台頭してきた新勢力のせいです。自由をかさに着て権利を振り回す若い母親、父親たちです。核家族が進んで、子育てに祖父母の知恵が活かされなくなってきてからです。親自身が自分の親にもしつけやマナーのことで叱られたことがないという世代の台頭ですね。彼らに共通するのは、高い教育を受ける機会は享受できたので、弁は立つけれど哲学が薄弱という点です。権利意識が強く、義務を負う意識が薄いことも共通特徴です。

 私立の小学校というのは、言うなれば「権威の権化」ですから、学校の権威に首を垂れる親でないと合格できない(モンスターペアレントの流入阻止ですね)という真実があります。どれほど社会的に高いステータスをもつ親であってもそこが理解できないと、いくらわが子の能力が高く素晴らしくても、親が面接ではねられてわが子が入学を許されないという現実があります。

 慶応会では私が懇切丁寧に(あったかくも厳しく)父母講座で指導しておりますので、まあ元より感じの良いご父母ばかりで助かりますが。願書の内容や表現が高飛車であったり、面接のときに感じが悪かったりしたらアウトです。ここでものすごく問題になるのは、そういう父母に特に悪意があるわけではなく、まったく無意識であることなのです。
 以前は会員外の方の指導も受け付けていたのですが、願書指導や面接特訓で私に指摘されるまで全然気づかないというのがふつうです。言われて初めて、「いや気づきませんでした。参考になります」とおっしゃるお父さんも少なくありませんでした。わかります? 先生に教えてもらって、「参考になります」がそもそもおかしいんです。再度ご注意しなければですよね。「勉強になりました」でしょ。これが「感じ悪い」なのです。ほら、その場に応じて直接言われれば理解できるでしょ? こういった凡例が100はありますね。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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