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前回よりつづき わが子の言動にけじめとメリハリをつけさせること、について。2021年11月17日

前回よりつづき
 わが子の言動にけじめとメリハリをつけさせること、について。厳格なしつけを親子に強要するわけではありません。簡単に言えば、野山を駆けまわる時は、幼児が大きな声で歓声を上げてもまったくかまいません。しかし、人通りのあるところで騒いで走り回ったら、その場で親はわが子を止めて、理由を言い聞かせて制止することが必要です。それが劇場や映画館内なら、室内でわが子が騒いだら部屋から出る。言い聞かせて落ち着いたら入室する、です。あったり前の事すぎて恐縮ですが。わが子の出す「音」や「動き」に類するさまざまなルールを教えることもしつけの「いろはのい」です。
 ところがひとたび「しつけ」と言おうものなら、途端に反論してくる人が増えてきています。何でしょうねぇ、妙なヒューマニズムって。
 「うれしい時に声を上げて感情を表現するは子どもの特権です」とか正面切って反論してくる人もいますので、まあ、そういう方はどうぞその通りの教育方針でお育てになってはいかがですか、という感想しか私は持ちません。議論するだけ無駄ですし、そういうお考えがあってもまったく構わないと思います。
 ただし最難関の私立、国立の小学校への入学を望むなら、そのような子育てが入学試験でどういった結果となるか、これも断言するのは難しいことですが、予想を大きく外すことはないと思います。

 私は私立小学校、幼稚園で講師をしていた5年間で、何度も学園長先生からお聞きしたことがあります。それは、「わが子をのびのび育てている、という親にロクな親はいない」です。これは解説すると、「わが子をのびのびと育てたければ、まず社会的なルールをわが子に教えることだ。一歩、家の外に出たらそこはすべて社会だ。社会の中でしてはいけないルールを教えることが親にとって一番大事なことだ。わが子がしてはいけないことさえしなければ、それ以外のことはすべてしてもいいことだ。そうすればわが子は自由にのびのびできる。それが真ののびのびだ」ということです。
 宗教家が当たり前のことを言うとその言葉は真に箴言ですね。ですからね、わが子をのびのびと育てたければ、親が子にルールを口うるさく言い続ければいいんです。やっちゃダメなことをしなければ、後はすべてやってもいいことなんです。実にシンプルです。
 そこを押さえた上で周囲を見回してみてください。駅や電車内や店やそこいらじゅうで、場をわきまえずにうるさく騒いでいる子どもって多いでしょ? 親の顔を見てみましょう。だいたい親もそれなりのお顔ではないですか? 
 親に経済力がいくらあったとしても、寒々しい子育てを目にすると、この親には親身に進言してくれる人が周りにいないのだな、と哀れに思います。

 慶応会はそこを一番の着眼点にしています。なぜなら「けじめとメリハリのない幼い子」って私立小学校が入れてくれないからです。国立ならばもっての外です。ですからそこを敢えてご父母に教える責任を全面的に担っているのが理事長です。理事長はですね、自身が大人になっても困り者で、決して大人の見本にはなれないのですが、それでも会員さんご父母に、ご家庭の夢を実現していただきたくて(志望校合格ですね)、日夜、ご父母にもさまざまに進言しております。その小言を煙たがってちゃダメなんだよ。言っていただけるだけでありがたい、そう思えなければ志望校の合格なんて遠い話です。理事長はウソとお世辞を言わず、本当のことしか言いません。本当の話って身も蓋もない事ばかりですよ。でもね、子育ての「いろはのい」を教えてもらうことがなかった親御さんに、敢えて伝えるというのは相当の覚悟が要るものです。
 小学校受験は家庭生活が全てです。私の書いた本には実例が山ほど載っています。親が子育ての内容をブラッシュアップする覚悟があるかどうかで合否が決まるんです。
 聞いて直せるか直せないか、その親の度量でいろいろと大事なことが決まります。人生って、実はものすごくシンプルな道理ですよ。親も子も、素直な人が合格します。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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