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理事長通信

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新春を寿ぎ、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます、といった2021年の理事長通信の書き出しとなる予定でしたが。2021年1月6日

 新春を寿ぎ、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます、といった2021年の理事長通信の書き出しとなる予定でしたが。2020年という年は、世界中の誰にとっても、「生まれて初めて」を体験する驚愕の年であったと思います。年を越した今週には、昨年4月に続き2度目となる緊急事態宣言が発信されようとしています。まったく物騒な世の中となっておりますね。

 理事長通信は、あまり政治的見解を発信するようなスタンスは馴染まないと私は思っております。わが子を真ん中にして父と母が夢を語り、夢を紡ぎ、それを実現していく、そのための万全なバックアップを慶応会は実施しております。
 今回は前回と違い、緊急事態宣言下であっても、学校の一斉休校はしないと文部科学大臣が明言しております。生徒児童の健やかな学びや心身への影響を考えて、ということです。当然ですね。

 現在の段階で物申すのも難しいことですが、私は個人の意見として、国民、都民の全体に再度の不自由を押し付けることで解決を図ろうとしても、目的が達成されないように思います。
 コロナウイルス発症患者を受け入れている診療機関で、過酷なまでの勤務状況下にいる医師、看護師の方にお聞きしました。すると、患者への聞き取りではっきりしていることは、感染原因が不明の方を除けば、ウイルス感染の原因はたったの3つに集約されるそうです。それは、1.パーティに参加した、2.旅行に行った、3.会食に参加した、だそうです。端的な見解で申すならば、その三大原因に集約した対策を、事業者に押し付けるのではなく、参加者に対し具体的な感染防止の対策を示すことの方が効果的だと私は考えています。
 もちろん患者は故意に感染したわけではありません。誰だって発熱したり喉が腫れて痛みがあったり頭痛がしたり咳が止まらなくなったり、と自覚症状があれば外出だって控えるでしょう。とにかく問題なのは、無症状の人が他人にウイルスをうつす可能性があることです。この大問題をどうすれば防ぐことができるのか? 
 シンプルに考えるならば、ウイルスに感染していることが速やかにわかるように検査体制を整えることでしょう。そして無症状の感染者を発見し、速やかに一週間程度隔離することでしょう。検査の精度の確実さは二の次でもいいのでは? 疑いがあるならば念のためであっても隔離する方が市中感染の爆発防止になるのでは? かりに首相が急遽一週間公務を離れたとしても、たぶん重大な影響が起きない日本という国のことなので。
 そこで疑問です。PCR検査またはウイルス感染がわかる検査の実施について、諸外国と比較して、なぜ日本では検査数が少ないのか? どうしてそれほどの遅滞が生じているのか? 日本の医療や検査体制や検査方法は諸外国と比較してそれほど遅れているのか、劣っているのか? あれほど毎日朝から晩まで公共の電波を使って過剰に不安をあおるテレビでさえ、これらの素朴な疑問に明確な見解を出していません。ここにはまず忖度が働いていることは間違いないでしょう。何に対する忖度かと言えば、まず利権が複雑にからんでいること、関係省庁間の縄張り争いがあることなど、多くの大人の事情があることでしょう。オリンピックに使う予算を医療に回しましょう、とは簡単にならないわけですね。日本には慣習、しがらみ、縛りという有形無形の行動規範がありますから、まったくそれらの影響を受けずに意見を発信でき、行動できる立場の人、というのは残念ながら政治的な行動力を持たない人に限られるかと思います。

 マスクの着用、手洗い、室内の換気、密を避ける、これらの基本的な自衛策で、少なくとも驚くほどインフルエンザに罹患した人は激減しています。なんだ、今までもっと手を洗っていればよかったんじゃない、と拍子抜けするほどの防疫効果です。そして個人個人がパーティ、旅行、家族以外の人との飲食をしばらく控える、これだけで目に見える数の感染者数低減につながるのではないですか? 
 よほど会食がしたい人は、過剰と思われるほどの防疫服を着込んで、滑稽と思われそうな様子で料理を口に運ぶ、ということならばどうでしょう? そこまでしても会食をしたいならばどうぞ、という感じではないでしょうか? 
 事業者に法的縛りで営業をさせないよりも、会食するならこれを着用しろ、と客に準備させる方が現実の防疫効果を上げると私は思うのですが。宵闇時に宇宙服のような装備で会食を楽しむ人が増えた東京、私なら目立たないカメラを手にスナップ撮影をします。まさに、今しかない現実です。
 来週からは理事長通信の本題に戻れるようにしたいと願います。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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