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理事長通信

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合宿、行ってきましたよ。年長児57名を引き連れて2日間。2020年8月5日

 合宿、行ってきましたよ。年長児57名を引き連れて2日間。先生たち20人が子供たちの成長を願って催す、夏の大イベントですね。素晴らしい成果でしたよ、今年も。どのような成果だったのか? 私が最も大事、と考えるのは、やはり心の成長です。実際の私立小学校の教室や体育館を使った、本番の入試さながらの実地体験です。教室とはまた全然違う子どもたちの姿が発見できて、とてもおもしろかったです。ここでのデータは、それぞれの子どもが本番までの残り2か月で改善していく課題として、我われ教師が共有していきます。

 今の時期、7月までに生まれた子はすでに6歳ですが、3月生まれの子は年が改まって来年の春先まではまだ5歳児なのです。生まれ月が入試の合否で考慮される学校もあれば、されない学校もあります。幼児期の数か月の経験の差は本当に大きなものがあります。しかし、早生まれであるからこそ、4月5月生まれの子に後れを取らないように育てることが大事、と心に決めたお母さまは、むしろ決断早く、早めに準備を始める方が少なくありません。周りのお母さまが、「新年中から受験準備を始めようかな」という声を聞いて、まだ年少になりたての頃から準備を始める、というふうにですね。

 慶応会では、生まれ月の早い遅いよりも、入会時期の早かったファミリーが、クオリティの高い子育てをすでに実践していることに気づくと、遅れて入会したファミリーのその後の成長が早いです。まず先にお母さまが気づき、同年齢の他の子の言動を実際に目の当たりにしたお父さまが気づく、という順番ですね。年長の夏、夏合宿の頃にはもう、早くから準備を始めた年長スタートの方以外はほぼ子育てのレベルはけっこう高い位置にありますから、子育ての差は拮抗してきます。
 ただし、特に男の子の子育てについてですが、やらなくちゃいけないこと、ルーティーンを実行するときに、子への接し方に「厳しさが足りない」とか、行動面でけじめとメリハリをつけなければいけない場面で、「甘い」時に、わが子の伸びを阻害しているように感じます。ここはもう少し、わが子が自立心を強く保てるように突き放す必要があると思います。『自分で決めた事なんだからやりなさい!』です。愛情は愛情で、別の機会にたっぷり注げばいいのですから。

 私の著書の5作目は「怒ってもいい子育て」ですが、先週の繰り返しをお伝えするならば、わが子が理解できないときに叱るのは、やっぱりよくないんです。ここは本当に我慢のしどころです。しかし、ペーパーをやる時や絵を描く時や運動をする時や、その他なんやかやの時に、わが子の気持ちが入ってないとか、やらなくちゃいけないことだと自覚はできているのに怠けているとか、けじめとメリハリがつかなくてダラダラしているといった時は、一喝が必要でしょうね。
 気持ちがぶったるんでるならば引き締めは必要でしょう。それが怒鳴りつければいいかというとそうでもなくて、「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」と山本五十六の言葉を借りることも必要でしょう。
 とにかく子育ては、育てる側の親のパーソナリティと受け側の子どものパーソナリティの組み合わせが無限にあるのですから、答えはたった一つであるわけがありません。無数にあるし、どんな方法や言葉がけが当たるかわかりません。
 やってみましょう。なにしろわが子の心の扉を開けることが必要なのですから。時おりテレビで見かける、旧家の開かずの金庫に眠る財宝に辿り着く挑戦のようなものです。金庫の鍵を開ける魔法の言葉や態度、その『鍵』を握るのはお母さんかお父さんですよ。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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