お電話でのお問い合わせ TEL 03-3363-7951

理事長通信

トップページ > 理事長通信

前回よりつづき  さて、久々の旧友との話題のなかでも多くの時間を割いた問題に、「親の介護」もしくは「親の見送り」がありました。2020年1月22日

 前回よりつづき
 さて、久々の旧友との話題のなかでも多くの時間を割いた問題に、「親の介護」もしくは「親の見送り」がありました。
 頼もしく、心の拠りどころであった親が生命を弱めていく様に接すると、真に寂しいものがあります。
 私の家族の場合、近いところからいきますと、妻の母は特に病も持たなかったのですが一昨年、就寝中に心臓が止まり、そのまま息を引き取りました。それは、前年に亡くなった夫の一周忌の3週間前のことでした。妻の父も、なんの前触れもなく逝きましたが、それは自らの金婚式を主催して執り行った3か月後のことでした。仲が良すぎる夫婦というのも考えものでしょうか。
 私の父は2年前、早めの夕食を摂りながら、スプーンでデザートのプリンを口に運びつつ、そのまま動かなくなりました。精密な動きのからくり人形が、最後のぜんまい動作が動きを止めたかのようですね。4年前に私の母は、亡くなる1年前にガンが見つかりましたが、療養しながら最後の炎のともしびをすっと消して逝きました。
 正直、4人の父母とも長患いをすることもなく、子どもに負担をかけることもなく、自宅にて突然、といった様子で旅立っていきました。心の旅支度は整っていたのでしょうか? 見送った方には、もっとゆっくりと話がしたかったと、思いばかりが募ります。

 みなさま、親っていつまでも生きていると思っていませんか? そして、自分も。健康でいられることはなによりの財産ですが、健康にかまけて大事なことをせずに日々送っているということはありませんか?
 自分を偽って良い子ぶって過ごし切るには、人生はあまりに長すぎます。
 また、自分を抑圧して過ごしているけれど、いつか本当の姿を表わそうと悠長に構えるほど、人生は長くないです。
 批判や誤解を恐れずに申しますが、やりたいことはやっちまったほうがいいですよ。自分の人生なんだから遠慮なんかしないで。親にも子にも世間にも。

 もちろん法律を犯すようなことはダメですね。あくまで、自らの良心と向き合い、心の中の善悪と照らし合わせて、人に迷惑をかけない範囲で、という結構自分を縛る条件付きでの話ですけれどね。
 一例を挙げますよ。趣味が釣りというお父さま。「磯釣りが大好きで、以前からずっと行きたい海があって、でも実行するには2泊3日の旅程が必要で、会社にも言いづらいし、まして妻や子に言えない」なんていうお父さま。『行っちゃえ!』
 ごく一般的な余暇の過ごし方を望んでいるお母さま。「家事や子育ての時間を忘れて、友だちと飲んで食べてしゃべって、夜が更けても時間を忘れて発散したい。秘湯巡りの小旅行だってしてみたい。一人になれる時間が欲しい」というお母さま。『行っちゃえ!』
ただし、やっぱり夫婦で話し合いは必要ですね。了承を得ることも必要ですね。でも、そんな話ができるような夫婦関係であるなら、話ができただけで実行しなくてももう満足、なんて決着を見ることもありそうですね。つづく

ページトップへ

信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

| HOME | お問い合わせ |

Copyright 2012, Keiokai Studies In Education All Rights Reserved.