お電話でのお問い合わせ TEL 03-3363-7951

理事長通信

トップページ > 理事長通信

慶応会の夏休みは8月の第二週の日曜日から始まるのが恒例です。2019年10月23日

 慶応会の夏休みは8月の第二週の日曜日から始まるのが恒例です。年長児にとっては受験を控えた息抜きとなります。これがね、息を抜くことが目的なんです。
 慶応会で育つ年長さんの夏休みの目標は毎年変わりません。「家庭で大笑いして過ごす」ことです。そして、家族してなにかひとつを達成したということが大事。
 山登りでも結構。なにか大きな物を制作したことでも結構。祖父母の家でなにかお役に立てることを実行するのでも結構。分厚い観察絵日記を一冊作るのでも結構。お父さんやお母さんと一緒に、家族の新たな取り組みを、大笑いしながらやり遂げることが慶応会で育つ会員さんの目標です。
 ペーパーは、会員全員を合格させている、合格実績が高い教室一か所に絞って、そこでがんばることが一番良い結果に結びつきます。
 夏休みに1週間以上レッスンが空くから他塾の特訓に行く、なんていうのはまったくダメな過ごし方ですね。お母さまのご不安なお気持ちは私にもよく理解できます。でもそれって、家でやることがないからどこかにわが子を預けることで責任を回避したい、なんていうことはありませんか? 外注する内容がキャンプ教室や体験合宿や水泳などのスポーツ合宿といった経験ならばいいでしょう。お泊りの経験は貴重ですね。
 でも、ペーパーは教室を一か所に定めないと、わが子が壊れてしまいます。それは教室ごとに教え方が異なるからです。たとえば数の差を求める時に、チェックの印のつけ方や印の場所や印の形や、いろいろお約束事が教室ごとに違います。ペーパーの右上空欄にエントツ(棒線)でその数を書く、という教室もあれば、ひとつひとつにチェック印を書く教室もあります。さまざまに違いがあります。
 従って、ペーパーの勉強で教室をかけもちすると、必ず子どもが混乱します。そして必ず心理面が乱れます。なぜって、いつも通っている教室で先生に教えてもらったやり方で答えると、そのやり方をいつもと違う先生に訂正されるからです。するとどうなるか? 必ずわが子の成績が下がります。それ以上に問題なのが、わが子が自信を失ってしまうことです。だって、今までのやり方でよかったことが、他の教室に行った途端にダメと言われてしまうのですから。(教室をかけもちしても大丈夫という子もいます。それは、慶応会の月例模試の平均点が80点を超える子です。ペーパー分野で言うと50点満点中45点レベルの子ですね。なぜなら、飛びぬけて知育が優秀な子は対応力も高いですから)
 このことは毎年大きな問題で、それを父母講座でも私はいつも話すのですが、どうしても一部のお母さまが我慢できずに他塾の講習に出かけて、わが子の調子を落としてしまう、といったことが後を絶ちません。

 お母さまのご不安はよーく理解します。でもね、そこが辛抱のしどころなんです。わざわざ暑い最中にわが子をあちこちと連れまわすと、自分は大変な犠牲を払って努力をしているつもりかもしれませんが、わが子の負担は大人が想像する以上に過酷なんです。だって、いままで良しとしてきた価値観がダメと言われてひっくり返ってしまうのですから。でもこれって、きっと不安だからですよね。ママがわが子とペーパーで向かい合って長時間過ごすなんて。そこは専業主婦よりもワーキングマザーの方が、わが子と向き合う時間は少なくても、精神的負担は少し軽いかもしれません。
 母子ともにかわいそう。でもかわいそうどころの騒ぎじゃあないんです。なにしろ入試に受かるか落ちるかの瀬戸際です。一度崩してしまった調子を、残り2か月で持ち直せるか立て直せるか、ですから。
 来年のために今言います。来年も繰り返し言います。教室が夏休みの間のペーパーは、今までのペーパーの復習をじっくりと、涼しいわが家で取り組むのが一番なんです。何度も何度もやり直すのが一番。だって子どもは、学んでは忘れ学んでは忘れ、の繰り返しですから。受験直前のこの時期は、新しいことをやるよりも、やったことを定着させることに集中した方がはるかに効果が高いです。次回へ続く

ページトップへ

信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

| HOME | お問い合わせ |

Copyright 2012, Keiokai Studies In Education All Rights Reserved.