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母親の制止が効かない幼児は、私立小学校は預かってくれません。2019年9月4日

 母親の制止が効かない幼児は、私立小学校は預かってくれません。つまり入学試験で不合格とされます。その点で私立小よりさらに厳しいのは国立小学校です。その基準は私立より数段厳しいです。
 母親が「してはいけません」とか「やめなさい」とか、逆に「これをしなさい」という指示に従えない子は、私立、国立小学校は教育を引き受けてくれません。
 なぜなら危険だからです。やっちゃだめという指示に従えない子は何をやらかすかわかりません。きっと何かやらかします。ところが何かをやらかしたその時に、例えばケガをした時に(その子が、ではなく級友にケガをさせる可能性の方が高い)、学校に文句を言ってくるのは、わが子への教育が不十分な母親なのです。この点は私も私立小学校に講師として出向し5年間の勤務経験がありますから、まったくそのように事態が悪い方向へ進行することの厄介さは骨の髄までわかっております。
 母親の制止が効かない子どもに共通するのは、母親の子へのしつけが甘いことです(それを超えて本人の生来の資質に依ることもあるので、そのケースはここでは除外します)。しつけというと範囲がものすごく広範囲ですが、危険を抑止することと善悪の判断をつけさせることに限定しても、それすらわが子に教えられない母親が増えているように思います。
 先週も申しましたでしょ? やさしい言い方でもじゅうぶん通じます。わが子に繰り返し、こんこんと言い聞かせることって大事なんです。やさしい母親は子どもを叱らないなんて大ウソです。右も左もわからない幼児に社会性を教えるって大変な事なんです。叱らない子育て、なんてできるわけがありません。でも、早く身についたら早く自由になれるんです。拙著「合格する『叱ってもいい子育て』をアマゾンでポチってお読みください。目からうろこが落ちますよ。
 だいたい年長児にもなって、あいさつができないとか、親の見えない所へ勝手に行ってしまうとか、どういうことですか? 慶応会にはそんな子はいませんが。当たり前のことですが。きちんと説明すればわかる親もいますが、指摘されてもわからない親が世間には多くて本当に頭を抱えます。
 「親が子にあいさつすることを強要したり、しつけを厳しくしたりすると、子どもが委縮してのびのび育たないので、本人の自 主性に任せています」と真顔で言う親もいますからね(もちろん慶応会にはいません)。
 そういう方はそのお考えのまま、入試で洗礼を受けるといいのではないでしょうか? 甘い親に育てられたら、野放しで育ったわが子は世間に受け入れてもらえませんよ。受験以前の子育ての問題です。

 半分以上は親の責任ですから、幼児を責めるのはこちらも気が引けます。慶応会なら入会を断りますが、幼稚園でいったん預かった子が常軌を逸した言動をする子であったなら、他の園児がものすごく迷惑をこうむりますので、とても大きな問題なのです。それが怖いから小学校の入学試験では、行動観察という試験科目で、子どもとしての社会性を判断しています。
 甘い子育てをする親は、仮に高学歴であっても、わが子への教育の熱意が高い方であっても、存在します。お祖父ちゃまやパパが社会的にお偉い方で、周りの大人がちやほやして育ってしまった子が親になると同じ事が起きます。主として自己肯定の意識が高く、自己責任の意識が低い人です。悪いことや意に沿わない事は何でも人のせい、周りのせいと考える人ですね。
 自分に自信のある人で社会性が著しく低い人の多くはその自覚を持ちませんので、極めて厄介な存在です。小学校の入試でも、子どもの能力だけでは量り切れないので、親の行動観察も実施される日が近いかもしれません。実際、筑波小学校では数年前から入試の2次試験時に親へのアンケートを実施しています。その内容は、子育て時の親の判断や、学校の教育方針への理解度や、その他筑波小学校に迎えた後の安全度を量る、つまりモンスターペアレントを排除するための審査が行われています。そうは言っても、親身になって、言いづらいことでも親に伝えて諭す教室は、慶応会以外に見当たらないからなぁ。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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