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理事長通信

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慶応会創立50周年の今年、会員さん、みなさまのお役に立てるように、私なりにいろいろと立案しております。2019年7月10日

 慶応会創立50周年の今年、会員さん、みなさまのお役に立てるように、私なりにいろいろと立案しております。
 差し当たりまして、1階事務室まわりの環境をより整えたいと思います。1階事務室は生徒さんの自習スペースでもありますので。今現在も生徒さんの自習中に、事務が見守り、必要であれば先生が声がけをしたり、質問に答えたりと活用しております。そのスペースをさらに充実させるとともに、教室スペースを確保して、事務室内に一部屋教室を作ろうと思索中です。
 断捨離の目的は、自らの人生を省みて、不必要なものを切り捨てることにあります。一階ロビーを強度補強のための改装工事を行ったこの機会に、事務室内にある不要物をすべて撤去廃棄し、新たにスペースを作り、そこに新しい風を吹き込みます。

 実は断捨離の計画の最中に、「では空いたスペースで何を行うか?」と考えた時に教室の新設を思いついた次第です。また、これに先立ち「教室は生徒さんのためのスペースである」という考えの下、全先生に協力をいただき、3階と4階の教室から不要物を廃棄しました。ですから教室内は、良い空気が流れ込んでいますよ。
 1階事務室の整理はさっそく今週から取り掛かり、慶応会の夏休み明けには新教室が誕生することになります。その前に30年以上使った古いスチール机や、だれも引き取りを拒むような古文書が詰まった書棚を撤去し、入り口付近に新たにカウンターを設置したり、会員さんが書類をお書きになるスペースを用意したりいたします。

 私は高校生の頃よりアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトに傾倒しており、日比谷の旧帝国ホテルは憧れの対象のひとつでした。ですから学生の頃初めてニューヨークを訪れた時も、真っ先に向かったのはグッゲンハイム美術館です。巨大なかたつむりの背中を這うように、ぐるぐると回廊を回り降りながら美術作品を鑑賞するというのは、発想そのものが秀逸ですよね。
 旧帝国ホテルのグランドオープンは大正12年9月1日です。なんと、関東大震災の当日です。もちろん披露パーティーは中止となりましたが、ホテルはあの揺れにもかかわらずびくともせず(いや、いくらなんでも私は生まれていないので経験していませんよ)、その後平穏に開業されたことを思うと、ロイドの設計に英知の結集を見る思いです。
 旧帝国ホテルが取り壊されたことは本当に悔やまれますが、大型の写真集で1960年代の写真を見てみると、大谷石を多用した外観も内装も相当に痛みが進み、改修工事程度では済まなかった事情は深く理解できました。幸い現在、旧帝国ホテルのロビーやエントランスを含む一部は愛知県の明治村に移築されていますので、忙しい忙しいと言い訳をせずに、私も近いうちに出かけたいと思います。
 今回、本部事務室の改装に際し、少しばかりライトの設計のひそみに倣おうかと研究をしておりました。そこへもってきて7月7日に、ライトの設計したいくつかの建造物が世界遺産に指定され(Falling Waterとか Taliesinとかですね)、個人的にも喜びがひとしおです。ライトに影響を受けたデザインがこれか、などと揶揄されぬよう、私も鉢巻を締め直します。
 没後わずか60年で、作品が世界遺産に指定されるなんて、(ピラミッドや、日本が世界に誇る古墳群は、何年後に指定を受けたのでしょう)フランク・ロイド・ライト、哲学する建築家ですね。

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信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

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