お電話でのお問い合わせ TEL 03-3363-7951

理事長通信

トップページ > 理事長通信

若い女性というものは、気のない男に対して、どうしてあんなに残酷になれるものなんでしょうかねぇ。2018年12月12日

 若い女性というものは、気のない男に対して、どうしてあんなに残酷になれるものなんでしょうかねぇ。心を寄せる男性には身も心もほだされるのに。その気持ちをわかっていながら、なぜ、気のない男の心で爪を研ぐのでしょうか?
 そんなことをふと考えたのは、早くもテレビで見かけたクリスマスイベントのCMで、あるシーンを思い出したからです。
 それはクリスマスではなく、バレンタインデーのお返しという位置づけのホワイトデーの情景です。そもそも聖バレンタインを祝うキリスト教上の日が、日本ではまったく意義を変えたイベントとなり、もはやホワイトデーなどなんの哲学もないこじつけイベントの日となっておりますが。

 私が見かけたのは、バブル後に行きつけだった、気軽に出かけられるイタリアンレストランでのことです。私もまだ独身でした。私は時折一人でランチに出かけた店なのですが、ある日、オープンキッチンに向かい合う「花のテーブル」で、一組の男女がフルコースの食事をしておりました。
 私ははす向かいの席で、店内のほかの客と同じようにランチコースから選んだ食事を摂っている最中だったので、目の前でシャンパンが開き、ワインが続くフルコースの食事をする二人が非常に奇異に映ったのです。
 そして気づきました。私の注文を取りに来た店長と目が合った瞬間、店長と私は通じ合ってしまったのですね。
「ホワイトデーなんですね、今日」
「そうです」と言って店長は意味深く微笑みを浮かべました。「昼の部です」
 誰にとって昼の部なのか? もちろん女性にとってです。男性にとっては、目の前の女性と過ごすひと時は、本日のメインイベントでしょう。でも女性には「夜の部」があるのではないですか?
 見ると男性の座る脇のいすの上にはブランドの紙袋に入った大きなプレゼントがあります。たぶんあの大きさだと中身はバッグだと思いますよ。ホワイトデーの「お返し」なのでしょう。この日に先立つバレンタインデーには、その女性からなんらかのプレゼントがあったのでしょう。
 私の知識の限りでは、そのブランドのある型番のバッグは、そもそも本店にすら年に何度かしか入荷しない希少品であり、入荷した日に、店頭の棚に置かれて展示されると同時に、待ち構えていた購入希望者が手を伸ばして奪い取るほどの人気商品であったかと思います。ですからどうしてもそのバッグが欲しい人は、ブランド物を扱う流通店でプレミアム価格を支払って、ようやく手に入れることができるといった代物であるかと思います。男性はその金額もさることながら、どれほどの労力を払ってそのバッグを手に入れたのでしょうか?
 そのお返しとして釣り合うものであるならば、女性からのプレゼントはさぞかし高額なものであったに違いありません。いや、もしくは金額の多寡ではなく、手編みのセーターであるとか(女性の念が籠っていて嫌い、という男は多いですね。そういう感性って、女性の愛情の温かみを知らないのではないでしょうか? 私は手編みのセーターとか手作りのものは大好きです。心の芯からあったかになります)プロポーズの応諾であるとか、まさにプライスレスの価値あるプレゼントだったに違いありません。
 それがどれほど心のこもったものであったのか、そんなことは部外者には知る由もありません。少なくとも受け取った男性のうれしさが、天にも昇るほどのものであったことが推察されます。さらに、それに加えて別のブランドの袋に用意された小物の包みも出番を待っています。それはたぶん、立方体の箱に入ったものではないかな? パカッと蓋を開けると感動を起こす、あれです。(残酷な話は次回もつづく)

ページトップへ

信頼の指導47年 慶応幼稚舎・早実・慶応横浜初等部・小学校受験・中学受験・中等部受験に勝つ!

| HOME | お問い合わせ |

Copyright 2012, Keiokai Studies In Education All Rights Reserved.