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理事長通信

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前回よりつづき  会員さんのお父さま、お母さまがお書きになった願書で不出来な内容のものは、病が重篤で危険な状況の患者さんに例えられるようなものです。2018年10月24日

前回よりつづき
 会員さんのお父さま、お母さまがお書きになった願書で不出来な内容のものは、病が重篤で危険な状況の患者さんに例えられるようなものです。このままの体で放置したままなら、快癒は望めないという状況です。合格を生還、不合格を成仏に例えるならば、放置すれば次の手続きは葬儀社ですよ。

 不出来な願書だなんて、失礼な言い方で申し訳ないですね。でもね、このまま書いて出したら不合格決定ですよっていう内容の願書は少なくないです。なぜなら学校にとっては生命線のような学校独自の方針がありますから、そこを無作法に踏んずけるようなことを志願者の親が書いておいて、わが子をよろしくなんて言って、通るわけがないんです(私が指摘すると、顔を赤らめてすぐに理解されるけれど、言われなければ気づかなかった、という内容です。それが無作法なのですよ)。
 具体例がないとさっぱりわからないでしょう? でも、具体例の開示って難しいですよ。一つ挙げるとすると、私立大学付属の小学校に、御校は大学までの一貫教育なので志望する、といったことですね。なぜそれを言っちゃダメなのか? 
 それは学校が標榜することであって、親が学校に言うことじゃないんです。会員さんに、私が父母講座でそのつど詳しく解説している通りです。

 もちろん願書の内容が健康体であれば、その時は健康診断だけですみます。私が願書を見せていただいて、まったくそのままで宜しいときもあります。わずかに文法的な校正をする程度の願書も、中にはありますから。今年も4件ほど。昨年、一昨年も数件はありました。素晴らしく良く書けた願書でした。

 それ以外の願書は、盲腸程度の手術ですみます。しかし30~40%ぐらいの願書は、肝臓か腎臓の移植手術ぐらいの難手術です。なにしろここが肝腎ですからね。
 私も9月のシーズン中は、本当に毎日が格闘です。慶応会につくまでは、今日の手術は中耳炎の切開手術だけ、と聞いていたのに、実際には心臓の血管バイパス作成手術だった、という時も多いです。年に数件は、全文私が書き換えざるを得なかったという心臓移植手術のようなときあります。それはもう、いたしかたなかったからです。
 耳鼻科と循環器科では「科」が違うじゃないですか。それぐらい違うんですよ。慶應幼稚舎と早実初等部と白百合小学校では、学校に提出する願書の内容は、もちろんわが子は同じでも、わが家の教育方針やわが子のようすや、わが家で大事と考えることと学校の教育理念の結びつきや、その他なにやかやがまったく違わないとおかしいんです。それはすべての学校においてその通りです。
 成蹊小学校と早実初等部では、同じわが子でも、別々のエピソードが必要な場合があります。学校が大切にしていることが、やや違うからです。
 慶應幼稚舎と慶應横浜初等部では全く別の志望理由が、ひとつは必要です。似た者はそこに差別化がなされていないと、どちらでも同じじゃないか、と判断されるからです。どちらでもいいならうちではないな、という判断です。
 ますます雲をつかむような曖昧模糊とした話ですね。
 具体的に細かな内容も、書かなくちゃならないかなぁ、と思案中ですよ。第6作目は「早慶筑波に合格する 『志望校選びと合格する願書』」かな?

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