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前回より続き  子育て哲学で大事な柱の一つは、わが子が積極的に人生を歩めるように教えること2018年8月29日

前回より続き
子育て哲学で大事な柱の一つは、わが子が積極的に人生を歩めるように教えること

 それとは反対の環境があります。子どもが学ぶ場で、学びをもっとも阻害するのは無気力な子の言動です。なにごとにも否定的な反応をする子も同じく、著しくクラスの学びを阻害します。
 体操で逆上がりの練習に励む子を「ヘン、逆上がりもできないのかよ」とクサしたり、自由研究の場で発表する子を「そんなのだれだって知ってるよ」と茶化したり、友だちの積極的な姿勢を否定する子ですね。そういう子がクラスに2,3人もいたら、担任の先生は大変です。学ぶ意欲の強い子どもたちが他にいたとしても、先生が全員をまとめて積極的なクラス運営をすることは不可能に近くなります。私立小と国立小には、そういう向学心の低い子は比較的少数と言えると思います。
 私が前言を翻したかのように、教室で学びの邪魔をする子を差別するかのようなことを書いていますが、これはいたしかたない。そういう危険があるかも、と知っていれば避けたのに、という親と子を守るためです。

 そして私は、学ぶ態度に問題がある子を避けるだけでなく、その数を全国的に減滅したいと考えています。
 困った問題を持つ子の多くは、考え方や言動に問題を抱えた親の下で育っています。モンスターペアレントとその子どもはひとつの例です。
 モンスターペアレントとは言わないまでも、教室での言動に問題があるわが子を見過ごしたままにする親も、実は困った存在です。なぜなら、クラスの子どもたちのやる気を阻害する子は、その子の親が発する言動に原因がある場合が多いからです。育て方に問題があると私は考えています。
 しかも多くの場合、親自身がそのことに気づいていません。だれか善意の人が注意しようと試みても、人権や自主性やその他の権利を振りかざされると、それ以上切り込んでいくことは難しくなります。(またそういう人って、そういうことを言うんですよねぇ)なにしろ問題の中枢が親にあるのですから、根が深いです。
 これに関しては、親の社会的立場の高低や、経済力の多寡とは関連しないこともあります。つまり、人に依ります。人間力の問題なのですね。
 親が日頃から意識してわが子の前で、人に対して、また事柄に対して「否定的、消極的、攻撃的、差別的でネガティブな言動をしない!」という強い決意のもとに留意すれば、わが子が問題を抱えた子に育つことを少しでも避けられる、と私は信じています。

 人生において、人の身に起きた『良きこと』に「よかったね」と言えるだけで、その人の人生は格段に『良きこと』が増えると、私は信じてやみません。
 小学生の頃から、人生を肯定的にとらえて生きる子と、人生にあきらめを抱えて否定的に生きる子とでは、その後の人生の実りはどれほど大きな差となるでしょう? 私は努力することの尊さを信じられる子どもが増えることを願い、この仕事を続けています。
 教育には「信じる」という心からの行動が伴わないとウソになってしまいます。だから私は信じています。いつも積極的な表現で親が子に愛情を伝えて育てれば、そしてわが子に否定的な言葉を浴びせたりせず、ありのままのわが子を拒否するような態度で接したりしなければ、わが子は親の愛を信じて心の豊かな子に育つはずだと。 2回連続終わり

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